1995年1月17日 5時46分
1月16日の月
凄く低くて、まん丸で、真っ赤でした。
綺麗と言うよりは、不気味に感じたのを覚えています。
まさか、数時間後に街が無くなるなんて想像もできず。
その朝はいつものように学校に行く用意をするために、布団の中で目覚めてた。
「そろそろ起きるか。遅刻すっぞ。」
と、今と変わらない思考回路で幸せにぬくぬくしてました。
5時46分
──────!!!
突然の衝撃。布団を頭から被って
別の部屋にいる家族の顔が浮かんで。
揺れがおさまり、家族が集まった。
良かった…
みんな無事だ。
何が起こったのか、しばらく把握できなかった。
それからのことは、メディアで流れていたであろう状況。
ただ、一つ言えることは
メディアで流れていないことの方が多いんです。
文字には出来ない、映像には残せないこと。
それは個々の心の中にだけ…。
今日はしっかりあの日のことを思い出します。
───黙祷。
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